100円の銀のシート
一年でも一番寒い時期ですね。正月休みで暖房に慣れた体にはよけいツラいものが。
なにしろ林業は屋根がありません。車だったら、オープンカーしかない国に生まれてしまったのと同じです。いや、まだ大八車しかない国かもしれません。
つっても、現場まで行く車にはさすがに屋根はついてますよ。パワステは無かったりしますが。
この寒さの中でも昼飯はアウトドアであり、昼寝までもがアウトドア。車が近ければ車に戻ればいいんですが、大人数だと窮屈なので、結局ホームレス状態を自ら選択する人がいたりします。私とか。
寝袋があればいいんですが、コンパクトさと保温力の両方を備えてる寝袋は高いんです。つまり「コンパクトだけど寒い」もしくは「がさばるけど温かい」のどちらかしか(金が無いから)選択肢も無いのです。
よって寝袋は意外に持ってる人が少ない。
ちなみに「がさばるけど温かい」を選択した場合、遠くから見ると布団で寝てるように見えて、バカだと思われます。あと車から遠くに行く場合、持っていけないのも難。
そんなときに大活躍するのが、100円ショップで売ってる薄い銀色のシート(商品名忘却)です。よく、新聞の通販でNASAで開発した(?)アルミの毛布が売られていますが、あれを極限まで貧乏臭くしたものと思ってください。
これがくるまると結構温かく、キレイに折りたたむとかなりコンパクトになるので重宝するのですが、所詮100円(正確には105円)、問題も結構あります。
まず、カサカサと音が非常に耳障りなこと。なので、使用する場合はみんなから少し離れなくてはいけません。安眠の妨げはときに殺人事件に発展しますからね。
それから、異常に燃えやすいこと。火の粉だけでもあっという間に穴が開いてその穴が巨大化するため、たき火のそばでこれにくるまって寝るというのは、まさに(焼身)自殺行為。
とはいえ、100円ですから破けたりしてもそんなに悔しくないのはいいんじゃないでしょうか。
あ、下にダンボールを敷くのも忘れずにね!って新春から路上生活者のブログみたいになってるよ!
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