たき火サーガ5 NOT山ガール BUTルノアール
たき火の燃料に植物性のチェーンオイルを使うと、火が消える。これが前回まで。
理屈はわかりませんが、植物性のチェーンオイルは燃えません。いや正確には燃えるんですよ、オキ(後述)にかけてみたりすれば。
そしたらそれは、単に燃えにくいっていうんじゃ?
……そういうわけで、値段も安い鉱物性のチェーンオイルをたき火に投入するのです。
どちらにせよ、チェーンオイルは投下したからといってたちまち火の手が上がるようなことはありません。消えはしませんが、なんかすぐには火が移らない感じ。しかし、確実に燃える。
投下のタイミングは、太目の枯れ枝をくべる前後でしょうか。もしくは、枯れ枝が無くて、生の枝を燃やす時。
たき火には混合燃料と鉱物性チェーンオイルのふたつが、あるにこしたことはないっていうのがおわかりいただけたでしょうか?瞬発力の混合燃料、持久力のチェーンオイル。
そしたら、ちょっと山ガールはどうすんのよ!せっかく、早くも飽いたガールがいたらしく、服やら靴やら一斉放出した感じの上下一式をブックオフで発見、すかさず試着してみたところサイズが奇跡的にピッタリだったのでそのまま帰途(=窃盗)についた深田恭子がすき焼きにバリウムを投入しながら抗議声明を出すかもしれません。確かに山ガールのリュックに、ポテチだの婦人公論だのは入っていても混合燃料が入っているとは思いがたく、仮に入っていたらそれは山ガールっていうより放火魔とかテロリストっていう感じがします。
しかし、ちょっと警告したいのです。
たき火にあたるということは、ヤッケをはじめとしてフリースやらニセモノMA−1も含めてナイロン系の素材の服に穴が開く可能性があるということなのです。なぜなら、火の粉が服につくから。ヤッケとかはよく数ミリの穴が開きます。それは火の粉で溶けて固まっているので、ほつれるということはありませんが。
これが林業従事者だったら、ガムテープで補修したりしますがアンタ、山ガールの服にガムテープってどうなんでしょう?そもそも山ガールなんて見たことないので、その意味では私にとってUMAみたいなもんであり、服をガムテで補修っていうのは山ガールだか貧乏をこじらせた伊香保温泉獣人だか判然としなくなってしまうのではないでしょうか。
つまり、山ガールじゃなくても、いい服を着ている時はたき火にはあまり近づかないほうがいいですよと。
なんつって、林業関係者以上に見る可能性の低い山ガールに向けて叫ぶ俺の声はピンボールであり、はねてるだけ。でも、やるんだよ!そしてまだつづくんだよ!
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