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2010年6月20日 (日)

ワールド・ヘッドフォン・ララバイ

日本惜しかったですね、昨日のサッカー。さすがの私も少し見ました
それはともかく、開催国の南アフリカの選手団がバスでどこかに移動する映像の中に、ヘッドフォンをしている若手選手がいたんですが、アレは何を聴いてたんでしょう?
正直、そっちのほうが気になりました
もしこれが日本人選手だったら、たとえ多少マイナーな音楽でも、タワーレコードのどこかには陳列されているだろう、ということで腑に落ちます。今ならiTuneですか。
しかし南アフリカ
南アフリカにもタワーレコードはあるんでしょうか(ふと、昔ですが上海に行ってきた知人が上海にもコンビニがあったと言ったので、じゃあ上海にもおでん売ってるのか?ときいたら無視された、あの恥辱を思い出しました)?あったとしても、売り場の商品構成が予想できません。
あの若手はバリバリの黒人でしたから、聴いていたのはギャングスタラップ?レゲエやR&B?あるいは日本でいう所の歌謡曲にあたる未知のジャンル?もしかしてAKB48みたいなアイドルがいて黒人のおっさんも、もう若い奴らの顔の区別がつかんとか嘆いてるんでしょうか(そもそも当職場では黒人の顔の区別がまったくつかない人が複数名います)。
は!!
まさか上戸彩?
綾戸智絵」を検索(介護について調べようとした)したつもりが奇跡的な間違いで「上戸彩」と入力。結果YOUTUBEで見た上戸彩の映像。人種を超えて伝わった上戸彩の魅力…。
その映像とはもちろん「3年B組金八先生」。
男装した上戸彩が放送室に篭城して共産党宣言をアジりまくった挙句、中島みゆきの「世情」をBGMに逮捕される余りに有名なあのシーンや、そのあとの金八の「彼らは腐ったミカンじゃなくて腐った人間」発言等に元気をもらった南アフリカの選手は、地元ヨハネスブルグ銀座商店街のCDと時計と眼鏡と宝石を一緒に売ってる店(エマニエル時計店)に直行、最近は近所にできたショッピングセンターに客をとられちゃうし、跡継ぎもいないから店をたたもうかと思案する高齢化した店主に頼み込んだ結果、こんな老いぼれでもまだまだやれることがあるんだなんつって気を取り直した店主が個人輸入してくれた上戸彩のCDを買ったかもしれません。
そう、南アフリカにタワーレコードは無くとも、人間交差点を行き交う暖かなスピリットはあったのです。って見たのかよ!
そうやって上戸彩のCDを購入した彼ですが、一体どれをチョイスしたのでしょう?
大口を開けた上戸彩の顔面ドアップなジャケットが余りにも有名な1stアルバム「上戸彩の宮殿」?
それとも、買ってみたら電話ができないことに激昂した上戸彩がiPadを思いっきり床に叩きつけている反体制的な写真がジャケットの「ソフトバンク・コーリング」?
それとも、黄色と黒とピンクのあえて文字だけのジャケットが印象的なパンクの里程標「ネバー・マインド・ザ・オロナミン(邦題:元気ハツラツにしやがれ)」?
別にファンじゃない私でさえ(何様だ!)どれも思わずジャケ買いしたくなる名盤揃いです。
なんつってたら実は「家出のドリッピー」聴いてたりして(あるいは短波で競輪)。
って何が言いたいんだよ!このブログ。

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