山の中のペットボトル(解答編)
昨日はホラ話で終わってしまったので、今日は早速本題に入ります。
あのペットボトルは一体何なのでしょう?
答えは「スズメバチを捕るための装置」です。
あの中には、酒・酢・砂糖を適量撹拌した液体が入っています。そしてこのように
ペットボトルの真ん中あたりに不可逆性の穴が開けられていて、中に入ったスズメバチが出られないようになっています。ちょうど今の時期、スズメバチが巣を作るので、女王蜂を捕らえるのが目的というわけです。
言うまでもなく、スズメバチに刺されると非常に危険(最悪死ぬ)なので、それを少しでも回避するためにこのようなものをつくるわけです。
ただ、一般的にはスズメバチというか、ハチに対する誤解が多いと思います。例えば「スズメバチに2回刺されると死ぬ」とか。
本当はどうなんでしょう?
実際、山にはいろんなハチがいます。その中で、攻撃性が強くて人を刺すのは「アシナガバチ」と「スズメバチ」のふたつだと思って大丈夫です(本当はこの2種類も更に細分化されますが)。それ以外のクマバチとかミツバチは、よほどこちらから手を出さない限り刺されません。
「よほどのこと」とは例えば、昼寝をしていて顔になんかハエがたかったと思って手でつかんだら、実はミツバチでチクリ。このぐらい。ムヒでも塗っておけばまず平気です。
こういうと、ハチにも草食系と肉食系があるように思えますが、肉食はアシナガバチのみです。彼らは蜜とか吸わないために、甘いニオイのペットボトルに吸い寄せられないのです。よって巣からもハチミツがとれません。事典とかで調べたわけではないのですが、長老がそう言ってたから多分そうです。
まったくふざけてないにもかかわらず、まだまだ話が続くので今日はここまでにしたいと思います。たかがハチの話がこんなにふくらむとは…。
(さらにつづく)
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