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2010年5月 3日 (月)

「13日の金曜日」をみた

現代の林業に欠かせない道具としてチェーンソーがありますが、チェーンソーってどっちかというと「武器」っていうイメージありませんか?
ファンタジー度の高い漫画、あるいはゲームとかで美少女が「武器」にすると、もうチェーンソーはなんでも切り刻める十三代目石川五右ヱ門の斬鉄剣みたいな扱いだったりします。
「武器」じゃなく「道具」として漫画にチェーンソーが出てきたりしても、構造的に動きそうもなかったりするし(厳密には漫画ではないのですが、モーニングでやってる守村大さんの「新白河原人」という驚異的な内容のコラムに描かれているチェーンソーは今まで見た漫画の中でも桁違いにリアルだと思います)。
実際のチェーンソーは、重いし、服が汚れるし(それはいいか)、思ったより燃料がすぐなくなりますから、あんまり「武器」には向いてないような気がします。それにちょっと小石が刃に当たっただけで驚くほど切れ味が悪くなったりと、まるで4代目タイガーマスクのような繊細な一面もあります。あと、たまにチェーンが外れたりすると直すのがやっかいだし、むしろ「武器」にするなら刈払機のほうがいいかと存じます。
……野暮ですね。なんか柳田理科雄みたい。
閑話休題。つうか本題。
なんといっても「ホッケーマスクを被った殺人鬼がブロンド美女を追いかけまわす」というのがチェーンソーを「武器」として使用する場面として一番ポピュラーじゃないでしょうか?
つうわけで「13日の金曜日」を改めて視聴、「武器としてのチェーンソー」を検証するべくDVDを借りてきました。よ〜しこれはブログっぽいぞ!と意気込んでトレイにDVDをセット。
で、結論から言うと「13日の金曜日」にはチェーンソーが出てきませんでした…。それどころか、ホッケーマスクのジェイソンすら出てこない!基本的に「武器」は手斧と矢。あと昔のマタギが使ってた山刀みたいなやつ。
これじゃ検証できねえよ!でも、作品自体は単順に面白かった(笑)
それはそうと、なんかカメラワークに既視感が……。
そして気づきました。
「ああっ!この一人称のカメラワークって日本のAV!?」
AVってもちろん、オーディオ&ビジュアルじゃないほうです。
古くは「あなたとしたい」シリーズとか、今なら「非日常的悶絶遊戯」シリーズが「13日の金曜日」の遺伝子を密かに受け継いでるのか!?と極めて共感を得られにくい感慨にひとり達したわけです。全国津々浦々で憲法9条を真剣に論じてる同じ時間に。
──ってチェーンソーの話があらぬほうに着地してしまいました。しかもgdgd

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コメント

よく間違い易いんですが、チェーンソーは「悪魔のいけにえ(テキサスチェーンソー)」のレザーフェイス。
手斧が「13日の金曜日」の「ジェイソン」ね。試験に出ますよ!

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